先日までのsaleは今までに無い程好評でした。
正直私もてんやわんやでした・・・・
みなさんありがとうございます。
次回は12月頭位に予定します!!
と同時進行でクロムエクセルレザーの新しいカラーを試しています。
カラーは “モカ” という明るいブラウンです。
良いレザーなので当たり前ですが、時計が安っぽく見えないので良いですね。
これが一番大事です。
もう5年位前に海外から購入した完成品の牛革ナチュラルはベルトで見るとキレイだったんですけど、
時計につけると時計が安っぽく見えてがっかりしたのを記憶しています。
牛革ってタンナーによって全く違うんですよ!!マジで!!
ラジオミールにつけているのはホーウィンの限定カラー “グレーネイビー” です。
これは販売するのを決めたので今後生産する予定です。(多分来年になると思います。)
と何でここまでクロムエクセルレザーに熱を入れているのか・・・・
それは沢山ある牛革の中でもダントツに腕時計のベルトに適していると言う事と、革の個体差が少ないという事です。
どこが適しているのかと言うと、柔らかさとオイルが多量に含んだ独特の雰囲気です。
元々はブーツ、革靴用のレザーなので柔らかいはずです・・・・
腕時計の歴史って凄く長いですよね。でも腕時計のケース形状は恒久的な物だと思います。
この昔から大きく変化のしないケース形状にはチョット古臭いオーラのあるホーウィン クロムエクセルレザーがピッタリです!!
それとこのレザーは個体差が比較的少ないのでサンプルも思う存分作れます。
そしてそして、まだ予定ですがクロムエクセルレザーに関しては当ショップでは初めてのオーダーメイドもお受けしようと考えています。
クロコダイルやスティングレイなどでは側面の微妙な調整が難しいです。
でもクロムエクセルレザーは革の表情に個体差が少なく、側面は磨きで仕上げているので、微妙な調整が可能です。
色々なベルトを使ってきた私なりの拘り抜いた形状を・・・・・・とサンプルで今試しています。
見た目は普通なのですが約0.1mm刻みで厚みを一部変えたり、幅を変えたり、長さを変えたり・・・・
作っては使って、使っては作って・・・・を繰り返しています。
これは私が沢山のレザーを使ってみて、あーだったら・・・・こうだったら・・・・・というのを具現化したベルトです。
だったら他のレザーでもやれば良いじゃん?
と思いますよね?でもこのオーダーベルトは他のレザーでは出来ないんですよ。
革を微妙に削っていき調整していくので表情のあるレザーや元々薄いレザーではうまくいきませんでした。
それと ”無双仕立て” が必須条件になります。(1枚側で折り返して作る方法)
となるとやっぱり牛革1択になります。
牛革は経年変化が楽しみなレザーでもあります。
経年変化を楽しむと言っても何年も何年もかかります。何年も使えるベルトを・・・・というのがコンセプトです。
と・・・・・語りだすと長いのでまとまってからにします。
左のルミノールがモカ、中央のルミノールがナチュラル、右のラジオミールがグレー・ネイビーです。