パネライのネジの増し締めを!!

パネライのモデルによってはネジでベルトと尾錠を固定します。

このネジ式は良い面と悪い面があります。

・良い所
ベルト交換時にこじる事が無いので時計ケースをキズ付けにくい
バネ棒の様に交換する必要が無い
壊れない

・悪い面
時計を使用していると緩む
締める際にネジ山をなめる事がある・・・・かも?

私の場合はベルトをコマメに交換しているので大丈夫ですが、長く使うと緩んでいる事が多々あります。
特に尾錠側です。
時計側はチューブを使えば比較的緩むのを抑えられますが、私の様にチューブを使わない人は緩んでいる事があります。

これはベルトが動いてネジを緩める方向へ押してしまう事が原因です。
じゃあ、強く締めたら?
強く締めたらネジ山を壊す事もあります。
ネジは太さ、ピッチで限界となるトルク(力加減)があります。
このトルクを超えたらなめます。
特に腕時計となるとピッチも細かく、ネジも細いのでなめるのは簡単です。

チューブを入れていたら大丈夫という事で無く、使用過程での衝撃の振動でも緩んでしまいます。

なので脱落を防止する為にも増し締めを私はオススメしますよ。

どれくらいの頻度で確認すれば良いか?
そこに関しては何とも言えませんが、使用する前に毎回チェックするのがベストだと思います。
・・・・が、私はそこまでやってませんけどね。最低でも月1で確認した方が良いと思います。

ちなみに中古で時計を買う時に私は一番気にします。
一番最初に購入したPAM00111がメチャクチャきつく締まっていました。

その頃は車の整備士だったので、キツイネジを緩めるには・・・・という方法もあるので何とか緩めました。
このネジは締めすぎもダメですよ。

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