エキゾチックレザーでいつも聞かれるお問い合わせは・・・

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エキゾチックレザーを扱っているお店で必ず受けるお問い合わせは・・・・

”本物ですか?”

これは私も年に数回聞かれます。

いわゆる偽物とは、型押しレザーの事を指すと思います。
型押しとかスタンプとかエンボスとか言われてますが・・・・・

”偽物”

では無いと私は思います。
牛革は圧倒的に数が多いので色々な加工されたレザーがあります。
加工の一つに型押しレザーがあります。

なので偽物では無く、ワニの模様を型どった牛革です。
ワニ以外にもリザードなど沢山の模様があります。

実際私もHORWEENレザーのワニ模様の型押しレザーを仕入れようとした事があります。
ただ・・・・・確かですがクロムエクセルのワニ模様だったと記憶していますが、結構高かったんですよ。
そりゃそうです。クロムエクセルレザーに一手間、二手間加えたレザーですから。
中級グレードのクロコダイル位の価格でした。
という事は、安く出回っているクロコダイルよりも高いという事です。

革を扱っているお店や革を加工しているお店の店主であれば面白いと思うのですが、世間一般では

”偽物扱い”

になってしまうんですよね。
となると売れなければ意味がないし、世間の認識に合わせるならクロコダイルよりも安くしないと売れない。
なぜなら認識がクロコダイルの偽物だから。

中には型押しレザーをクロコダイルとして販売している店もあるのかもしれませんが、
普通のお店であれば牛革をクロコダイルとして販売はしていません。
(トラブルが起きて当たり前ですし、正直わかります。)
ただ、フリマアプリの個人出品は故意なのか分かりませんが型押しをリアルクロコとして販売している人が結構います。
中には写真を見だけで型押しと判別出来る物もありますが商品名はクロコダイルになっています。

これはある意味しょうがないと思います。
様々な革を毎日触って見ている人であればわかりますが、普通はわからないです。

中には本物を偽物だと言う人もいますからね。
それだけフェイクレザーのクオリティが上がって、本物に近いという事ですけどね。

結果、今は世界中の物が自宅で買える世の中です。
クロコダイル、オーストリッチ、リザードなどなど型押しレザーよりも全然安いリアルレザーは多いです。
その中わざわざ型押しレザーを仕入れて商品を作るなんてトラブルも起きますし、やらないですね。

ちなみに・・・・・・昨今名前を聞く、ビーガンレザー。
あれは革として認められていないとの事ですよ。
なのでビーガンレザーという素材でレザーと名前がついていてもレザーでは無いそうです。

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