HORWEENシェルコードバンは良い革です

今セール中のシェルコードバンですが、厚みが3mm前後がメインになります。
ラグ幅20mm前後の時計であれば3mm位の厚みが最適だと思いますが、ルミノールの様な大きくて厚みのある時計には薄いかな・・・・・なんて思ってましたが、革の雰囲気的に3mm位が丁度良いです。
中でも3mmを少し超える位の物を厳選して22mmや24mmにしています。

実際4mm厚で一番最初に作ってみました。
ただ納得いかなかった箇所が、コードバンに関しては厚みのあるベルトがコードバンの雰囲気に合わなかったのです。
ヌメクロコや墨染めクロコは厚みを出しても革製品として完成度が高いのですが、コードバンではなんか違和感が・・・・

次に狭いラグ幅の20mmを3mmで作ると “おっ!” となった訳です。

最近はルミノール用のオーダーでも3.5mm厚や3mm厚のオーダーが増えています。
実際私もここ最近では3.5mm~4mm厚位が気に入ってます。

HORWEENのシェルコードバンは今回仕入れた分で終了する予定です。
今後当ショップではやりません!(通常在庫の新喜皮革は継続します)

レザー製品は作る人によって作り易いレザー、作り難いレザーとあります。

作り方にもよるのですが、私はHORWEENのシェルコードバンは作り難いです。
理由は繊維が細かすぎるので細かな厚み調整が非常に難しいです・・・・
細かな箇所はスキミングナイフというので削っていくのですが、馬革は繊維が細かすぎてる為にゴソッ!と削れちゃうんです・・・・・削るというよりも削ぎ落としちゃう感じですかね。

べた漉きと言って全体を薄くするのは問題ないのですが、
腕時計ストラップの場合は一部を薄くする必要があります。
例えば、バネ棒が入る箇所などです。
薄くしなければ2mm程の厚みになるので装着出来ない時計も多々出てきます。

今回のHORWEENシェルコードバンは非常に高価なレザーです。
革の単価としては、ヌメクロコや墨染めクロコに匹敵する価格です。

ちなみに・・・・・
我が家のわんちゃんの首輪にはシェルコードバンを使ってます。
犬の首輪としては革自体が高価すぎて普通は売られてないですが、伸びにくいですし結構最適な革かも・・・なんて思っています。

うちのワンちゃんも少し大きくなったのでもう少し太くしても良いかな・・・・

↓今セール中のHORWEENシェルコードバンはこちら・・・
https://yoshiki-watchbox.com/?category_id=686b7847888a2e27698ebfe2&target=all

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