今見積もり段階にあるGPFバックルですが金属には沢山の種類があり、まずは金属の撰択からです。
イタリアにいるマニアの資料によるGPFのオリジナルは・・・・
●真鍮製
●真鍮にニッケルメッキ
●スチール
の3種類です。
1950年まで最初は真鍮製、その後に真鍮にニッケルメッキ。
そして1950年以降はスチール製だそうです。
私が入手したのはスチールなので1950年以降の物と推測できます。
スチールって所謂鉄ですが、細かく言うと鉄と炭素の合金です。
真鍮は銅と亜鉛の合金。
今回の復刻で真鍮は使えてもスチールはチョットNGでした。
むしろ今の時代背景を考えると、合金の方が良いのでは?と検討中です。
そして今見積もりを出してもらっているのは、3種類です。
●真鍮
●真鍮にニッケルメッキ
●亜鉛合金
真鍮にニッケルメッキ?と思いますよね?
以前からヴィンテージパネライを見ているのですが、↓の写真のバックルが出てきて気になっていたのです。
資料とヴィンテージを見て真鍮にメッキだという事が分かりました。

Screenshot
これは80年近く経過したうえに数十年は過酷に使われてきたバックルです。
その経年変化で表面のメッキが擦れ、元の真鍮が顔を出しています。
レザーで言う茶芯レザーですね。
この経年変化を今から新品で育てるには、現代の環境だと最低でも80年。
使用環境と80年後の現代の技術進化を考えると100年近くは必要になります。
それだと経年変化を楽しむ前に人生が終わっちゃいます。。。。
という事で、3~5年位である程度メッキが擦れていき下地が顔を出す様に注文をしました。
あとはそれぞれの使用環境で前後すると思いますがイメージは3~5年です。
それと真鍮無垢のバックルはこんな感じ。
それと今回ワタシが入手したヴィンテージGPFをベースにした経年変化後のスチールに似た雰囲気を出せる合金。
この3パターンを予定しています。
現段階なのでまた変わるかもしれませんが、途中経過です。
全体的なイメージはステンレスでキレイなバックル・・・・・
では無く、経年変化も数年で起きて使い込んでベルトと共に雰囲気を出せる金属。
そして新品の状態もヴィンテージ感の感じられる仕上げ。
そこから持ち主さんの使用環境で育つバックルです。
また進展があれば続きをお知らせします。
P.S.
メッキはギラついて安っぽいイメージでしたが、私の考えは勝手なイメージであって実際は全然違うんですね。
錆を防いだり、摩耗を抑えたりする為に金属の上に金属のメッキをかけるそうです。
メッキもニッケルメッキ、亜鉛メッキ、錫メッキ、シルバーメッキ、金メッキと用途に応じて沢山あります。
それと仕上げ方も様々だそうです。
金属も奥が深いです・・・
という事で本日は2025年のクリスマス・イブです!