パネライのチューブとピンスクリュー

↑はヴィンテージのルミノールです。
ヴィンテージでもチューブとピンが使われていたそうですよ。

でもこのピンは圧入みたいです。
現行の様にネジでは無いのですね。

という事でベルト交換する際の注意点です。
何回もお知らせしていますが、ここは要注意です。

それはピンスクリュー(私はこう呼んでいますが本来は違うかも)のゴミです。
(2段目位に薄っすらと詰まっています。)
※私は結構掃除しているので全然キレイな方です。

私の場合はベルト交換が頻繁なのでチューブを使ってません。(面倒なので)
チューブが無いからこそ革の繊維がネジ山に詰まっていきます。
このゴミを取っていかないと結果、ネジの回りを阻害してネジ山を崩しかねないです。
私は元整備士なので舐めそうなネジ山のイヤ〜な感覚を工具から伝わって覚えていますが、無理くり回すとネジ山を壊します。

時計側にも結構詰まります。

このゴミを簡単に除去する方法を今年見つけました。
それは・・・・

”パーツクリーナー”

パーツクリーナーはガスが入っていて噴射します。
マメに掃除していてゴミが詰まる前ならこの噴射圧力で落とせますよ。

ただ、アルコールなので時計にはかからない様に注意が必要です。
以前聞いたのですが、カーディーラーのフロントマンの時計が浴び続けたパーツクリーナーで油分が無くなったそうです。

チューブに関しては使う使わないはそれぞれで良いと私は思いますが、本来は使った方が良いです。
というのも、チューブを使うか使わないかでピンスクリューの緩みが異なってきます。

私はチューブを使わないのでたまに長く使ったベルトはピンスクリューが緩んでいます。
ベルトの稼働や振動で緩んでしまうのですね。
でもチューブを入れておけば、ピンとチューブにクリアランスもあるので多少変わってきます。

じゃあ、きつく閉めれば?
ネジ山のピッチが狭く細かいのできつく締めたら舐めます。

結果・・・・
月1位でネジの増し締めをするならチューブ無しでも大丈夫です。
面倒ならチューブを使った方が良いです。けどチューブを使っても増し締め確認はした方が良いですよ。

ベルトは壊れたりしたら交換で済みますが、ピンスクリューのネジ山が壊れた場合は費用も時間も結構かかりますし、誰でも修理出来る物では無いのでこのネジ山のメンテナンスが超重要です!!

ちなみにネジ山はちゃんと使って行ければずっと使う事が出来ます。
私は金属摩耗を抑える為に革のグリスをねじ山に塗っています。ゴミは詰まりやすいですがネジ山を壊すよりはマシです。

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