新作のシルバー925バックルが完成しましたのでご紹介致します。
(発売は4月末頃になります)
今回のバックルはヴィンテージバックルをシルバー925で復刻させました。
意外と汎用バックルってあまり拘りの低い物が多い感じがします。
そこを何とかお洒落な物はないのかな?
と考え形にしたのがパート1のハンマートーン とプレーンタイプのバックルでした。
それから月日が流れ、
細いベルトやヴィンテージウォッチの取り扱いなど始めた時にバックルをどうしようかな・・・
と思い今回のパート2に繋がりました。
2019年の秋頃から雑誌やネットを使いどういったバックルがあるのかを見てきました。
そしてたまたま手に入れたヴィンテージのバックルをヒントに海外からヴィンテージバックルを買い集めたのが始まりです。
家具でも洋服でも一緒ですが、ヴィンテージの物って今のデザインでは無い魅力が詰まっています。
バックルにも今では見る事のない曲線などの魅力的なバックルがありました。
その中から厳選しベースとなったバックルがこれです。
スプリングバーが入るところのグッと内側に絞られた感じなど素敵じゃないですか?
このバックルは1940年代のバックルになります。
バックルのバー自体は台形の様な形になっています。(わかりづらいですが・・・)
ここにも秘密があり、裏側の台形の ”面” がベルトに当る様になっています。
(裏側には925のい刻印入り)
ここが丸だとベルトには点であたるのでその箇所が痛みます。
このバックルは面でベルトに触れるので痛み憎くなっています。
こういった拘りはヴィンテージならではでカッコ良いですよね。
そして横の小さな穴。
この穴はスプリングバーを外す際に工具をここに入れてスプリングバーを縮めて外します。
これはヴィンテージでも同じですがこの穴も復刻しているので脱着が比較的楽になっています。
ここは重要なポイントですが、このバックルに使用するスプリングバーは汎用の1.5φです。
スプリングバーは長く使い続けていくと内部が錆びていくので、消耗品の扱いになります。
ヴィンテージバックルにはもう少し太スプリングバーを主に使用していますが、
またこのスプリングバーが手に入り憎い上に少し高価です。
この事から安価で交換しやすく、どこでも手に入り安いスプリングバーを使用できる様にしました。
まだ語り尽くせないところがありますが、本日はこの辺で・・・
ちなみに今回のバックルのサイズは、
ピンの細いタイプは16mm,18mm。
太いピンのタイプは20mm,22mm,24mm
になります。素材は今回はシルバー925と真鍮で数個ストックしようかと考えています。
このバックルはカスタムで金種の変更が可能です。18k,10k,プラチナとあります。
この3つの金種に関しては受注オーダーになりますので、お問い合わせください。
(↑の写真は一番右がオリジナルのヴィンテージです)