バックル(尾錠)の外し方とコツ。それと付け方のコツ。

みなさんご存知だと思いますが、毎日バックルを付け替えしている私なりのコツをご紹介致します。

まず基本的なことで↑の写真にある隙間にバネ棒外し(スプリングバーツール)を差し込みます。

この隙間を開けるコツですが↑の写真の様に “グッ!!!!” と矢印の方向へベルトを押して下さい。
新しく購入頂いたベルトに力を入れるのは気が引けると思いますが、レザーはチョットやそっとでは変形しないので力を入れても大丈夫です。

そして隙間にバネ棒外しを差し込みますが、ここでもコツがあります。
丸がついている箇所を支点にするとバックルにキズが入ります。
(今のバックルはステンレス性なのでほとんどキズがつかないですけどね)
時計ブランド純正のバックルだと気持ちが凹みます。

なので隙間に工具を入れたらテコの原理を使わずに工具の先を矢印の方向へ押します。
と言いつつバックルに工具があたりますので極力支点としてはバックルを使わないという事です。
バネ棒は強い力では無いのでそんなに力を入れなくても縮みますよ。

そして今度は逆にバックルを取り付ける時のコツです。
取り付ける時は工具を使わなくてもバネ棒を入れる(バックルを取り付けする)ことができます。

まず片側(↑の写真では下のバネ棒)はバックルに納めておきます。
そして爪を使いバネ棒を縮めます。
縮めたバネ棒を “グッ!!” と上の穴に入れます。

爪のみで入れる事ができます。

ちなみに時計につける際も工具を使わずに入れられますよ。

パネライ所有者はスクリュー式なのでバネ棒には縁が無いかもしれませんが、モデルによっては時計への取り付けがバネ棒になっていますからね。私が所有しているパネライ ルミノール(PAM00632 ブラウン文字盤とゴールド針のモデル)はバネ棒です。

当ショップではこちらで用意したバックルを取り付けして発送しています。
スティングレイ、ビーバー、チキンはチョット硬いのでバックルを外すのに少し苦労するかと思います。
もしお手持ちのバックルを私用する予定であれば先に教えて下さい。

バックルを外した状態でバックルは同封にて発送致します。

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