ホーウィン ホースバット ナチュラルを・・・・

何度かご紹介だけして試行錯誤しているホーウィン社のホースバット のナチュラルです。
この革は最初はシェルコードバンと一緒になめされているそうです。

珍しい革なのとあまり情報が無いのでレザー屋さんの情報をお伝えしますと・・・・

・タンナー / ホーウィン
・革 / 馬
・カラー / ナチュラル
・仕上げ / ネイキッド
・グレイン / フルグレイン(革の自然な表情という事)
・なめし / ベジタブルタンニン

との事です。
要は、このホースバット(馬のお尻)はシェルコードバンやクロムエクセルなどの油などを入れる前段階・・・・だと思います。
なので硬く、吸水性もある革になっています。

その反面・・・・・良い表情しているんですよ。
何とか形にしたくてこのサンプルが3本目です。。。。
ホースバットって革が小さいのですがもう2枚目を使用しています・・・

1本目は硬すぎて断念。
2本目は厚みを薄くして、定革をフリーにしてみました。
そして今回の3本目は革がネイキッドなので革を裁断後マスタングペースト(オイル)を入れてモミモミ・・・・
さらにステッチを入れる前にまた別のオイルをいれてモミモミ・・・・・
合わせて厚みを調整・・・・(3.5mmから子穴付近は3mm以下)
中々使える様にはなってきましたよ。

でも硬いのでここからはお好みのオイルなどでモミモミしてもらうという形も良いのかな?なんて。

私の場合は時計につけて腕に装着後に水に浸けちゃいます。
なんて荒業をしてどうなるかな?なんてのも確認中です。

ナチュラルカラーの腕時計ベルトは多いですが、1枚仕立てでホースレザーって無いですよね。
この仕様が自慢ポイントだったりします!!

ホースバット自体、馬のお尻なので傷が多いです。
なのでカラーが入っているのも多かったりします。
それと絶対的に牛に比べて数が少ないですよね。

何とか形にしたく今サンプルを使用中なのでもう少々お待ちを・・・・・
でもこのレザーはやっぱり硬く万人受けしないのでご注意を。
正直もう少し柔らかければこんなに困らなかったのですが・・・・
諦めきれないでいます。

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