革製品は水に弱い。
と言われていますが、私はそう思わないです。
(それぞれで考え方はあると思います)
例えば、野球ボール。
ボールを作るのに水に革を浸して形状を作ります。
カービングに関してもスタンプが残る、深くなる様に革の表面を濡らします。
革は形を作る為に濡らすという事が多々あります。
しかも革の特性で曲げたまま乾燥するとその形状を維持してくれます。
なので水単体が原因で革がダメになる。という事よりもダメになったのは水と他の要因にあると思います。
良くメンテナンスに関して聞かれますが、クロムエクセルレザーでも他のレザーでもオイルをマメにいれる必要は無いです。
というのも革ってなめす際にオイルやグリスをたっぷり含ませています。
なので柔らかくなるんですね。
逆にオイルが含まれる前のレザーはカッチカチです。
当ショップで言うと、ホーウィンのホースバットでネイキッドという今テスト中のレザーです。
↓これです
このレザーが硬いのは厚みでは無く乾燥しているからです。
こういうレザーはご自身で周期を決めてオイルを入れる必要があります。
逆に入れないと革の繊維が早い段階で切れちゃいます。
レザー製品ってメンテンナスが1つの楽しみだったりもしますが、キレイにする事が一番のメンテナンスです。