HORWEN ホースバット ネイキッド!! の途中経過です。

HORWEENレザーでも私のお気に入りレザーの1つがこのホースバット ネイキッドです。(馬革)
加工前はこちら・・・・

このレザーは使い込んでいいけば良い雰囲気になる!!
と確信していたにも関わらず、硬すぎてチョット断念していました・・・・

そして試作を重ねる事3本目・・・・・納得のいく形にできたのでテスト中です。というよりも使える様になった。というレベルですね。
硬いので・・・・
このサンプルは子穴を1つにしました。
なぜなら3本目でほぼ、なげやりに作ったからです・・・・・・(心が折れかけていました・・・・)

いやー、諦めないというのは大事ですね〜。
また後日に詳細を書きますが、制作する過程でこのナローはオイルを入れて揉んでいます。
繰り返し3度程。。。なぜなら、硬いからです。
元と比べると少し色も濃くなりますが、ほぼ変わらないです。
なのでオイルを入れて少し柔らかくしちゃいます。

そして制作後約1ヶ月使用したのがこちら↓

大分色が濃くなりましたよ。

ちなみに革ジャンの様にギシギシ鳴ります。
またこの革が擦れるギシギシ音がレザー好きには心地よい・・・・・
このサウンドを腕時計のベルトから聞こえるという素晴らしいベルトです。(笑)

↓コバはこんな感じです。
硬さを和らげる為に通常よりも薄くしています。(3.5mmで子穴付近から3mm)
逆にレザーの色味はベージュ系(ナチュラルカラー)ですが、1号機、2号機は4mmで制作してなんか違和感があったので薄くした結果も良かったです。

↓制作前の革と使用途中のベルトです。
下に敷いているのが制作前のネイキッドです。

大分濃くなりましたよね。

色味が変化する程気に入ってくる・・・・・というレザーです。

そして販売に向けての話ですが、もう1本サンプルを制作してから販売に向けて作っていきたいと考えています。
なので夏頃・・・・かな?

このネイキッドは硬いので在庫での販売は出来ません。
在庫で不特定多数の方に打ち合わせ無しで販売するとクレームになりかねないからです。
ある程度オイルで柔らかくしますが、それでも他のベルトに比べると硬いです。

それとデメリットの様なメリットをお伝えします。
このレザーはメンテナンスが必要です。
何度もお伝えしている様にオイルが入っていないのでオイルを定期的に入れていく必要があります。
テストで車の中に端切れを入れておきました。

予想通り曲げたら革が割れました。
車の中は高温多湿で革には悪い環境ですのでテストにはもってこいです。

こうならない様に最初は使用して1~2週間。
そして2週間後・・・・・そこからは1月に1回位。
3ヶ月もすれば半年に1回でも大丈夫かと思います。
これは使用していてもいなくてもオイルを入れるのが必要かと思います。

それぞれお気に入りのレザーオイルを入れて使い込んでいくのでみんな異なったベルトに変わっていくと思います。

私は約1ヶ月なので本日メンテナンスします!!
リリースまでもう少々お待ち下さい。。。。。

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