革製品ってやっていると大きくジャンル分けができます。
・エルメスの様なハイブランド系
・インディアンジュエリーなどの雰囲気を持っているネイティブ系
・バイカー系
・ワイルドスワンズやKENZOの様なビジネス(?)系
当ショップの商品は・・・・・どれでしょうね?
こういうのってショップオーナーの好き好きで雰囲気が付きますが、私の場合はどれも好きだったりします。
先日あるレザーショップの記事を見ました。
そこはバッグやウォレットを作っているお店です。
このNEWSの写真に出している
”シワ”
こういったシワに関して議論をしていました。
そこのお店ではシワは避けて商品を制作するみたいです。
なので、
”中にはほとんど使えないレザーもある!!”
”レザーのクオリティはどうなってんだ?”
との話で怒ってました。
(革製品を作るお店は半裁で革を仕入れます。半裁は牛の半分なので大きいです。)
私は、このシワが天然皮革の証だと思っているので全く気にしないですし、むしろシワがあるのがラッキーだと思って作っています。
革のシワってしょうがないですよね。
ちなみに、革のシワは人のシワと同じです。
なので子牛の方が若いのでシワが少ないです。
逆に大人の牛さんはシワが多いです。
あとは
・太っている、痩せている。
・歳の割に大きい、小さい。
など成長は様々です。
極端な話、ブルハイドというレザーがあるのですが、シワだらけです。
(ブルハイドは大きなオスの牛です)
作る製品によって拘りが強いな〜と他人事ながら見ちゃいました・・・・・
ちなみに私が好きなのは、
・経年変化する
・経年変化で色味が変わる
・シワ、シボが多い
レザーです。
なので当ショップのベルトでキズが多くない?
とか色の濃淡が激しくない?
などは言わないで下さいね。(そんな事言われた事ないですけど)
それが良いんですよ!!