牛革って世界で見ると一番多くのタンナーが存在します。
それぞれで使っているオイル、グリス、なめし方などが異なり革の質感も異なっています。
当ショップの牛革を使ったレザーは全てホーウィン ”HORWEEN” レザーを使用しています。
これには理由があります。
勿論革自体が腕時計のベルトに合うというのもありますが、他に必要な物とは・・・・・・・
”ブランド力”
これが選択した理由の1つでもあります。
私のビジネスパートナーであるパネライ達・・・・・
そして当ショップのベルトを使って頂いている、IWC、ブライトリング、フランクミュラー、オメガ、ロレックス・・・・・
これらに合うのはやはりブランド力の持つレザーが必要だと私は思います。
または、アップルウォッチやシチズン、セイコーなど、高額では無くても想いの詰まった時計達にもブランド力のあるレザーをご馳走してあげるのは何か・・・・・・
”粋”
じゃないですか?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ここで言葉の意味を考えると、
”粋” とは本来 ”意気” と書くんですって。
意味はさっぱりとした気立てで色気もただようこと。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ちなみにこんな粋なレザーが日本ではクロムエクセルレザーとシェルコードバンしか流通していないのは、日本に正規代理店が無いからみたいです。
なので私の様な製品として物作りをしている人が手に入れる方法は海外から個人で仕入れるしかありません。
この海外から仕入れるってリスクが高いんですよ。
そのリスクとは、
現物を・・・・・
・見れない
・触れない
・選択出来ない
です。革って同じなめしのレザーでも個体差があって、本来は現物を確認したいですが私が使っているお店はアメリカとイギリスなので往復飛行機だけでも数十万しちゃいます。
気軽には行けないですよね。
他には、小さく売っておらず、送料が高いので試し買いが出来ないという点もあります。
なのでほぼギャンブルです・・・・・
実際私もホーウィンレザーで何種類も使えないレザーが手元にあります。(硬すぎる、柔らかすぎる・・・・)
というリスクがあるので、日本国内ではあまり使われないのかと思っています。
折角、熱い想いや高額な時計に使うのであればブランド力、知名度のあるレザーを・・・・・というのがホーウィンを選択した理由の1つです。
↑の写真は左から、
左 / ダービー ナチュラル
真中/ ダービー ダークブラウン
右 / ダブリン ライトナチュラル
です。
どれも粋なレザーですよ。