ヴィンテージパネライや海外のパネライ愛好家ではラグ幅とバックル幅が同じ、いわゆるストレートタイプのベルトを良く見ます。
私が持っているpam00368というモデルは純正でバックル幅26mmでした。
でも使っているのは22mm幅のベルトに変えて・・・・・・
要は他のルミノール、ラジオミールと兼用で使っているのでバックル幅22mmのベルトにしていたというだけです。
新しいストック分のホーウィン社のダービー、ナチュラルカラーが非常に良いので作ってみました。
率直な感想は・・・・・・・・・太いですね。
尾錠側が26mmあるとラグ側が細く感じます。
それと時計が小さく感じます。
ただ、良く資料あどで見るヴィンテージパネライの雰囲気にはなります。
ちなみに当ショップの専務であるpam00372はバックル幅26mmもありましたよね。
多分前期なのかと思います。これも多分ですけど、中期はプラ風防でバックル幅22mmになって、後期はサファイアガラスでバックル幅22mmなのかと勝手に思っています。
私のはプラ風防で22mmです。
pam00372は販売年数が10年近くあったので少し仕様も変わっています。
そして26mmのストレートと26mm-22mmを比べて見ると・・・・
写真では分かりづらいと思いますが、大きく雰囲気が変わります!!
バックル幅22mmの方はスマートな感じです。
バックル幅26mmは無骨でワイルドな感じです。
革も使い込んでいけば太い分、経年変化も強調されて良いやれ具合が出そうですよ。
なので、レザーブレスレットの様な雰囲気やヴィンテージ好き、古着好きな方はバックル幅26mmが良いかもしれません。
反対に時計はスマートに使いたい。という方にはバックル幅22mmですね。
個人的な感想としては、22mmの方が好きというか見慣れているので今後も22mmですかね。
今回たまたまバックル幅26mmでしたが、ラグ幅24mm-バックル幅24mmやラグ幅22mm-バックル幅22mmでは雰囲気が変わって良いかもしれませんね。
多分バックル幅26mmの様な太い!とう感じは無いかと思います。
先日ラグ幅20mm-バックル幅20mmで依頼を受けて作りましたが良い感じでした。
アンティーク時計などはラグ幅が細いうえにバックル幅はもっと細いのでラグ幅と同じストレートタイプは無骨さが出て良いと思います。