パネライの歴史で良く見るこのベルトは・・・・

Screenshot

興味深いサイトをお客さんから教えてもらいました。
イタリアのサイトなので日本語訳で見ています。

その中にヴィンテージパネライに使われているベルトについての記事がありました。

ヴィンテージパネライを検索すると必ずでるこのラジオミール。
このベルトの素材は・・・・・

” 豚革 ”

戦争の時に使われていた時計ですが、カラーはダークブラウン(黒に近い)でバックルは大きな26mmのバックルで刻印は無いそうです。

革は海水に強くなるように、油脂系でなめされているそうですよ。

そして長さは、160mm/100mm と 155mm/90mm , 155mm/95mmで厚みは5.5mmもあるそうです。
(腕時計ベルトで一般的な長さは120mm/75mm , 125mm/75mm です。厚みは4mm位です。)

この長さは非常に長いですが当時はウェットスーツの上に装着する時計だから長いのですね。

ただ、時代やモデルによって使用される革のバリエーションが多いので全部に豚革が使われている訳では無いそうですよ。

実際私は非常に影響を受けやすく、こういうストーリーを読んでサンプルでチョット長目に作ったベルトがこちら・・・

時計はルミノールですが、濃いめのダークブラウンです。
革はホーウィンのダービー、ダークブラウンです。

使い込んだ雰囲気は似ると思います。

豚革はレザー製品ではあまりメジャーでは無いのですが、チョット探して見たくなりました。
ただ、革自体は牛革や馬革とそこまで大きな差が無いですけど・・・・

色々な腕時計ベルト屋さんがありますが、当ショップのコンセプトは・・・・・

”革を楽しむベルト”

エキゾチックレザーにしてもホーウィン社のレザーにしてもそれぞれで質感や色味、経年変化が異なります。
時計も使い続けていくとキズが入ったり止まってしまったりあると思います。
ベルトも使って行き、切れて使えなくなった・・・・・
というのも1つの思い出になります。

又は使い続けて良いエイジングしたベルトも良い思い出です。

ヴィンテージパネライの写真でも時計がキズだらけでカッコ良いのですが、ベルトも良い感じに歴史を感じます。
という事からも当ショップでは奇抜なデザインを施したりはせずに飽きの来にくいスタンダードな形状のみにしてます。
カラーや素材は好みがありますからね。
それもそれぞれの歴史かと思います。

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