“アンティークウォッチ” とは主に製造から50年が経過した時計の事を指しています。
1970年位から大量生産の工業製品へとシフトしますが、それ以前の時計は、外装からムーブメントまで
職人の手作業で作られていたそうです。
1つ1つがとても高品質で作り込みが良く、半世紀以上経過してもしっかり動く長持ちの製品が多いです。
そして、時計の “経年変化” を楽しむ事もアンティークならではではないでしょうか。
文字盤、針の焼け染み、金属表面の劣化など個体差がある為、1つ1つが 1点物の時計です。
勿論綺麗な文字盤で残っているアンティークウォッチも魅力的ですが、
このアンジェラスの様に良い感じに焼けた文字盤と良い感じにやれた金属の深みもアンティークの魅力です。
高品質な時計作りをしていても今は姿を消した時計メーカーも少なくありません。
このアンジェラスは今では当たり前の ”自社ムーブメント” を当時から製作していたメーカーです。
このアンジェラスのムーブメントを搭載した無名ブランドがあったり、ブライトリングやホイヤー
と同じムーブメントを搭載しているのに、無名で終えられたブランドもあります。
そういった有名になる事が出来なかったアンティーク時計を探すのも楽しさや魅力の一つかもしれませんね。