パネライ apm00504を私なりにレビューしたいと思います。
でもあくまでも私個人の感想です。
まずはスペックから・・・
名前/ コンポジット 3DAYS
材質/ コンポジット (composite)
文字盤/ ブラウン
ムーブメント/ 手巻き
ケース/ 47mm
重量/ 971g
コンポジットとはアルミをベースに・・・・・・
要は化学合成されたセラミックをアルミのケースに包んでいるという物みたいです。
非常に硬化で高価な素材の様です。
<率直なレビュー>
マットな雰囲気でツヤは無いです。質感はサラサラしています。このケースの質感は非常に良いです。
そして軽い。
何よりも良いのが、ステンレスケースでは無いので多少ですが、機械式時計の心地良い音が聞こえます。
只、私も3年?5年?位前から欲しいと思っていましたが、キズが目立つんですよね。
ブラックコーティングなので、ステンレスケースと異なり磨きはかけられません。
キズは味として楽しめる方の方が良いですね。昨今のブロンズも経年変化を楽しむ素材ですが、同じ様に楽しんでいく素材だと思います。キズは思いでです。
コンポジットで良く耳にするのが、 “白くなる” という現象です。
汗に反応するみたいですが、このPAM00504は改善しているとか・・・・
これから夏なのでどうなのかを見ていきたいと思います。
<キズに関して>
キズに関してはすごくシビアです。
ベルト交換も際にも気を使いますね。。。
ネジもブラックコーティングなので、気を使います。
それと、バックルの部分もそうです。
このバックルもアルミ素材・・・・だと思います。非常に軽いです。
でもパネライのHPにバックル単体で売っていなかったのでチタン?かな?
只、ネジのメスの部分の周囲に多分ステンレスのスペーサーの様な物が入っています。(このスペーサーにネジ山が切ってあります)
一般的に(時計以外の話です)アルミ素材は非常に柔らかく、舐め易いです。しかもアルミネジは適正なトルクがかかると伸びるので強度はありますが再使用は不可とされています。(車の話ですが)
このスペーサーの部分は強度を増すために別の素材になっているのだと思います。
なので、バックル事態はステンレスでは無いと思いますね。
いやー、気を遣う素材ですねー。
<ベルトに関して>
純正はナチュラルカラーのカーフレザーが装着されています。
素直にカッコ良いです。
私はもう一歩先の腕時計ライフを満喫したいのですぐにベルトを交換しました。
いくつか交換して気がついた点をお知らせします。(私の主観です)
時計のケースがツヤ消しブラックなので、ベルトにツヤがあるとチョット違和感を感じました。
そのベルトはクロコダイルのグレー、レッドプルーンです。
それと、クロコダイルのレッドプルーンですがケースがブラックなので、
ベルトに明るさがあるとベルトの方が目立って時計全体で見るとポップな雰囲気になります。
時計がツヤ消しなので、相反するかなと感じました。
同じグレーでもシャークのグレーはよく似合っています。それとサンプルで保管しておいたダークブラウンは良い雰囲気です。
何がクロコダイルと違うのかと言うと、ツヤです。
シャークスキンはマットな仕上げでツヤがありません。(カラーにもよります)
このマットな仕上げのベルトが時計本体を邪魔せずに良い方向にサポートしてくれます。
<まとめ>
総合的には非常に気に入っています。すごく良いです。
ベルトに関してもステンレスケースとは異なりブラックケースならではの楽しみ方ができる事を知りました。
ツヤの有無の話はしましたが今気になっているのはブラックのクロコダイルです。
ブラックケースにブラックのクロコダイルはもしかしたらカッコ良いのでは!!??
と少し思いつつ楽しんでいます。
でも今私の中でNO.1はシャークスキンですね。
そうそう、夏こそはのスティングレイ。
スティングレイは万能選手です。スティングレイはどれにでも合うんだなと感じました。
やはり人気があるのは納得です。
コンポジットは今廃盤になりましたが、ガシガシ使って楽しみたいと思っています。