パネライ ラジオミールのラグ幅にはご注意を・・・

※このラジオミール コンポジット(PAM00504)にはラグ幅26mmを装着しています。※

お陰さまでパネライオーナーが多い当ショップ。
よくお問合せ頂くのは、

”ラグ幅27mmは無いですか?”

と聞かれます。

このラジオミールのワイヤーラグタイプですが、パネライ公式だとラグ幅27mmになっています。
でも純正ではラグ幅27mmとありますが、当ショップの様な汎用ベルトのラグ幅27mmでは取り付けが出来ない可能性があるのでご注意下さい。

実際私のラジオミール コンポジットに装着されていた純正のベルトを計測しました。
計測箇所はワイヤーラグが入る箇所とその下です。
(赤ラインの2箇所です)

↑の写真でもわかる様に上のラインの方が内側に寄ってますよね。(下のラインよりも少し横幅が狭い)

ワイヤーラグが入る箇所です。
26.1mmなんですよ。
でもワイヤーラグが湾曲を描いているので内側に寄ったという事もあります。

そしてワイヤーラグの下側を計測すると・・・・・

26.84mmあります。

未使用の純正27mmを注文した事が無いのでわからないですが、ワイヤーラグが入る箇所とその下では寸法が異なります。

そして私が当ショップの様な汎用ベルトで制作している場合は合わないと言うのは決定的に赤丸の厚みが異なります。

ここが厚いという事はワイヤーラグの湾曲に反りにくいという事が言えます。

そしてこの厚みが邪魔で↓の写真の赤丸の部分が多分入らないです。

ワイヤーラグが時計側に向かって沿っているのでベルトが入るスペースがただでさえ狭いのに余計に狭くなってしまいます。

じゃあ、薄くすれば良くない?
と思うと思います。が・・・・・・エキゾチックレザー(特にスティングレイ)はここまで薄く出来ないんですよ。
理由はもろもろあります。

でも実際ラグ幅26mmのベルトでも全く違和感無いですよね。
私の場合ケース経45mmのラジオミールにはラグ幅24mm使ってますし。
(ワイヤーラグの場合、チョットラグ幅が狭くても変にならないのが最大のメリットです)

なので、どんなレザーでも楽しめる様に当ショップではラグ幅27mmは今後も制作をしません。
取り付けできないと思うので。。。

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