ホーウィンレザーのベルトは使い続ける事のできるベルトです。

少数ながら制作販売しているホーウィン社のレザーベルトはなが〜く使い続け、
使い続ける事により時計と共に良い雰囲気になるベルトです。
(・・・・をコンセプトにしています)

一般的に腕時計のベルトは2~3年で交換と言われています。
なぜか?
それは単純に劣化と修理が出来ない構造になっているからです。
劣化の起因は・・・・・・
汗、水、曲がりです。

それと、エキゾチックレザーなどは表と裏のレザーが異なります。
革の種類にもよりますが、1mm前後の革を使い厚みを出すために芯材を使ったりもします。

私が思うに、腕時計のベルトはブーツの次に過酷な状況で使われるレザーアイテムだと思います。
(これは装飾品や身に付ける物としてです。手袋やエプロンなどは別ですよ)

腕時計のベルトで1番長く使い続けられるのは、当ショップで制作しているホーウィン社のベルトの様な1枚革で作られているベルトです。
(当ショプではホーウィン社のベルトだけです)

腕時計のベルトで1番壊れるのは・・・・・・
そう、遊革、定革です。

輪っかですね。
これが1番最初に壊れると思います。

それを踏まえて当ショップのホーウィンレザーのベルトは12時側の定革部分は接着剤を使っていません。

ちなみに・・・・・・・
レザー製品はステッチが施されていても接着剤を使用しています。
それは縫い目や穴がズレない様にするためです。

ステッチのみで定革を抑えています。
ということは・・・・・・・・・、ステッチを解けば定革も外せるという事です。

側面(コバ)も磨きで仕上げています。
ホーウィン社意外は顔料でキレイに仕上げていますが、これは使い続けると剥がれる事も想定できます。
このタイプのコバは剥がれると修理不可です。
というのも、剥がれた原因は元となるレザーの方にあるからです。

その点ホーウィン社は磨きなので復元も可能ですし、使い続けるとコバが毛羽立ってきます。
この毛羽立ってきたのがまた時計と共に時を刻む物としてカッコよかったりします。

という事でホーウィン社のレザーベルトは一般的に壊れるであろう箇所の修理が可能なベルトです。
私が思うに、定革や遊革が壊れたらステッチを外すので全部のステッチを交換したり、遊革、定革は新品で作る・・・・・・
のですが、色味が明らかに変わってしまうので異なったカラーの定革と遊革にしたり・・・・
なんて事も可能ですよ。

ただ、革が切れちゃったら修理できないですよ・・・・・

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