先日ネットでみたのですが、
・IWCがリシュモングループに入ったのが残念。
・リシュモンの傘下になってクオリティが落ちた。
他に時計では無いですが、アメリカで100年以上続くホワイツ(ワークブーツ)が日本のABCマートが買収したというニュースで、
・悲報
・質が落ちる
ドイツの車メーカーは大きな会社があります。
それは、VWグループです。
VW、アウディ、ポルシェ、ランボルギーニ、ベントレー、ロールス・ロイス、ドゥカティなどなど….
私は1つの企業が大きな会社に入るのは良い事だと思います。
勿論クオリティが下がるなんて事は有りえません。
IWCもホワイツも大きな会社ですが、もっと大きな資本に囲まれるので、また違った販売戦略、販売ルート、資金に困らなくなる訳です。
要するにそのブランドを継続させる為には大きな資金と販売戦略を得るという事が大事です。
腕時計業界でもクォーツショックの様な事が起きた時にやむをえず閉めた時計メーカーが多くあります。
ブーツでもいつ売上が急落するか分かりません。
ポルシェはカイエンのヒットが無かったら今は残っていないブランドでした。
パネライもヴァンドームグループに入った事で有名になったブランドですからね。
もしパネライが独立企業だったら世界中に知れ渡るには時間がもっと必要だったと思います。
でもなぜ “悲報” や “残念” という言葉が使われるのか・・・・
それは目につく(バズる)というのもありますが、日本人は、
”職人”
というのが好きだからでしょうね。
小さいお店で限られた数だけ作る商品に魅力を感じています。
まとめますと、大きな会社、グループに入るのは商売としては継続に繋がるので良い事です。
買う側としては量産品というイメージがついて残念。という感覚があるのでしょうね。
実際私もどこかのショップや会社のグループに入らない?なんて誘われたら継続するためにも入ると思います。
資金力があれば、もっと在庫も増やせて、新しいレザーでの商品もできますからね。
なんて小言です。